>>953
…思うんだろうな、それ。
[かつて隣の席に座っていた、自分よりも優秀なくらいに見えるほどの子らも、次々といなくなっていった。
彼らも思ったろうか。なぜナサニエルではなく、自分が選ばれなかったかと]
なるほどね…考えてんだ、あざといこと。色々と。
[深く溜息をつきそうになっていた口からは、ソフィーと同じくすくす笑いが]
…ははっ、そうだよ。ただの焚き火じゃないのさ。
俺はケチじゃないからちゃんとやるからね、焼き芋。
>>954
[再び火の中に投げ入れられた芋を目で追いながら]
せっかく一番で食わしてやろうと思ったのに。贅沢者。
人嫌いィ?人から嫌われ者の間違いじゃ…
[続いた裏切りに遭ったという言葉に、憎まれ口をごくんと飲み込む]
…ふぅん。人嫌いで家族に愛着がなくて、友に未練もなく、恋人もいなかった……か。
なかなか、寂しい奴だねあんたも。
[悪戯での嫌がらせも同じと聞くと意地悪く付け加える]
更に、性格の悪さも社会に適合しなかったから、と。