>>892…身も蓋もないことを言うの、わっぱ。まあ飲め。[月をよそに、司棋に瓢箪を差し出した]>>895やはりか。我(の中身)も、祭の緋提灯と社の酒宴を夢に見た。あれは何ぞ、堪えるな…。……恋とはおしなべて喰ろうてしまいたい程焦がれるものよな。相手の姿を…留めるため殺めるもあり、遠くから眺むるもあり。