>>322
[ふるり、首振り]
妾は、妾であることを呪っておった。
それは恐らく、真から失いたくないものがなかったせいやもしれぬ。
寂しい寂しい言えども所詮物の怪……足りなかったのじゃろう。
今は――青司と共に在れることが何よりじゃから……
妾は妾でよかったと、そう思う。
[箸渡し][人参口に運ばれて][ほふりと頬張る。]
[中の思惑知らねども、美味しいと言って笑うだろう]
*/
司棋に乱数は挑んでいたと思うが、あんな破壊思考ではなく
青司の死を受け入れ、多分傍に置いて生きたと思う。
なってみないとわからんが……あんな悲痛なことには。。。
因みに途中の独り言でもあったように、魂がなく崩壊した心で
最終日まで生存してしまうとバッドエンドでした。
いつかの発言の「幾千年の孤独に震えて」独りで生きて。