早急に、あの不恰好な羽と尾を何とかしてオレのような完璧な擬態を習得するのだな。いつまでも文化祭を言訳にはできんぞ。[殊更偉そうに青い彗星、もとい触手を睥睨してから歩き出す。通った道には足跡代わりに、蛞蝓が這った後のようなぬめぬめが*残されていった。*]