>>41 メイ
うーん…
[リックの傷を治すメイに、それも魔法か凄いなと感心する目を向ける]
ああよろしく、メイ!
こっちの奴らは名前で呼ぶんだよな。
俺のこともマンジローで構わんよ。
ろっ…6年生か。
[じゃあ軽く6年程自分の上を行っているんだなと動揺する目を向けるが、しげしげと着物を観察されて]
…小さな国で悪かったな。
そうだ、皆こんな格好だよ。男はな。
っはは…
[しかしメイが抱きしめ頭を撫でて赤くなるリックを見ると笑って機嫌を直し、玉葱が落ちる音に振り向く]
…まずい、忘れてた。
リックにメイ、ここらへんで一番安く人参を売ってる店を知らないか。あとじゃが芋も。
ちょっと手違いがあって持参してる金が使えず、俺、この里の護り手の宿ってところで働いてるんだよね…