[とてとてと歩いてくる少女は遠くに見慣れた姿を見つけて右腕を振る]あ、リックとメイおねーちゃんだーっ…あれ?おにーさん誰だろう?[振った手を頬にあて、不思議そうに首を傾げる。意識が其方に完全に移ったのか、頭上の石がぽとりと]あや…落ちちゃった。[光を失えば赤いだけの石を拾い上げ、その辺りに転がっている玉葱も拾い集めていく]