[ラッセルは大きく息をつき、そのまま後頭部を掻きながら、人狼の手紙を一通り目を通す。そして少し眉を跳ね上げた]とりあえず、学園の地下にいるのなら、あかずの間となっているが、一度現場を見に行こう。ここで議論を講じても、机上の空論にしかならない。どうだろうか?[提案をしてから、隣で疑問を口にしたメイに視線を移した]……そうだな。七斉クラスがいればこの学園といえどただじゃすまないだろうし……。何か思惑でもあるんだろうか?