>>+112惨めなどではあらぬ。[琥珀眺める藍の強く]変わろうと道往くならば、仮令何をどう辿ろうと、何を想うとも。恥じる顔など何処にも無い。刹那に永久見出すより己はその方がよほど好きじゃ。やれ、己が好いても要らぬと云いそうじゃが。[泪落ちて、開耶に浮かぶは花の様に儚い笑みか]己は見ると云うておろうに。仕方の無い、桜よ。[云って、浮かぶは穏やかな藍]