人狼物語


2 永遠に負荷テストを続ける村

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メモ履歴

シェフ ケナー (村を出ました)

ということで、メモ

余り物   おまかせ
ただの人  村人
おおかみ  人狼
エスパー  占い師
イタコ   霊能者
人狼スキー 狂人
ストーカー 狩人
夫婦    共有者

2006/11/30(Thu) 11:56:42
ならず者 ドネルス (村を出ました)

メモも残るんだな。

2006/11/30(Thu) 12:02:20
ならず者 ドネルス (村を出ました)

ぶっ(笑)

さっきのケナーと今のドネルスが同じ人だって分かるじゃん。IDで管理しているのか。

2006/11/30(Thu) 12:03:56
学生 バーニィ (村を出ました)

傷だらけのポーラァァァァ!!!!

2006/11/30(Thu) 14:47:06
孤児 ルナ

「淋しいんだよ。ここにすわってもいいかな?」
 女たちはむろん頭を垂れながら立ち上がった。もっともカムサの敬礼はかなりいいかげんだった。落ちた花に点々と彩られているカーブしたベンチに彼はすわった。女たちは、赤ん坊といっしょに石を敷いた小道に腰をおろした。赤ん坊の小さな裸を穏やかな陽光にさらしていた。ずいぶん痩せた子だなとエスダンはおもった。青みがかった黒い腕や脚の関節は、花の茎の付け根のよう、半透明のこぶのようだった。赤ん坊はいつになくさかんに動き、腕を伸ばし、頭をまわし、大気の感触をたのしんでいるようだった。頭は細い首にくらべて大きく、またもやほっそりした茎についた大きすぎる花のようだった。カムサがほんものの花を赤ん坊のうえにゆらゆらとかざした。赤ん坊の黒い目がそれを見あげる。そのまぶたと眉は限りなく繊細だ。日光が赤ん坊の指のあいだに刺しこむ。赤ん坊が笑う。エスダンは息をのんだ。花に向けた赤ん坊の笑みは、花の美しさ、この世の美しさだった。
「名前はなんというの?」
「レカム」
 カミエの孫。カミエは、所有者にして奴隷、狩人にして農夫、戦士にして調停者。

2006/11/30(Thu) 18:45:47
孤児 ルナ

「美しい名前だね。いくつなの?」
 彼らが使う言葉ではこうだ。 「この子はどれだけ生きてきたのか?」カムサの答えは奇妙だった。 「この子の命のあるかぎり」と彼女はいった。ささやくような声とその方言は、そう受けとれた。子供の歳を尋ねるのは礼を失することなのか、あるいは不吉なことなのだろう。
 エスダンはベンチに深くすわった。 「とても年をとったような気がする。百年ぐらい赤ん坊を見たことがなかったからねえ」
 ヘオは肩をまるめ彼に背中を向けてすわっていた。彼女が耳をふさぎたいとおもっているのが彼にも感じられた。彼を怖がっていた。異人を。人生は恐怖のほかはなにもヘオに残してくれなかったのだ、と彼は察した。二十か、二十五か? 四十ぐらいに見える。たぶん十七歳ぐらい。使い女、乱暴に扱われて、早く老けこんでしまった。カムサは二十をさほど越えてはいまい。痩せていて飾り気がないが、ヘオにはないような輝きと活力がある。
「ご主人さまは、子供がありますか?」とカムサが尋ね、自分の赤ん坊をその胸に抱いた、慎み深い誇りみたいなものをもち、そっと見せびらかすように。
「いいや」

2006/11/30(Thu) 18:51:36
孤児 ルナ

「ア・イェラ・イェラ」と彼女はつぶやいた、都市の囲い地でよく聞いた奴隷の言葉。ああ、かわいそう、かわいそう。
「きみはなんと上手に核心をつくものだねえ、カムサ」と彼はいった。カムサは彼のほうを見て頬笑んだ。歯は汚かったが、可愛らしい笑みだった。赤ん坊は乳を吸ってはいない、と彼はおもった。カムサの腕におとなしく抱かれていた。ヘオはというと緊張したまま、彼が口を開くたびに飛びあがるので、彼はもうなにもいわなかった。女たちから目をそらし、潅木の林の向こう、歩いても腰をおろしていても、完璧な均衡を保った眺望をくりひろげる
すばらしい風景へと目をやった。敷石、灰褐色の草、青い水面、くねくねと曲がりくねっている遊歩道、潅木の茂みやその輪郭、古い巨木、霧のたちこめる川面、向こう岸の緑色の土手の連なり。やがて女たちがまた静かに話しだした。女たちの言葉を聴いていたわけではない。ただ女たちの声に、陽光に、平和に身をひたしていた。

2006/11/30(Thu) 18:52:27
孤児 ルナ

 老女のガナが、上のほうのテラスをどしどしと彼のほうにむかっておりてくると、ちょこんと彼にお辞儀をしてからカムサとヘオにいった。「チョヨが呼んでいる。その赤ん坊をわたしにおよこし」カムサは赤ん坊を温かな石の上におろして。そしてヘオといっしょにぱっと立ち上がって歩きだした、痩せた身の軽い女たちは、飛ぶように動いていく。老女はよっこらしょとばかり顔をしかめながら体をぽきぽきと折るようにしてレカムの横に腰をおろした。老女はさっそくおくるみの布を赤ん坊にかけてやり、愚かな母親だよと、眉をよせてぶつぶつと文句をいった。エスダンは老女の動作を注意深く見守った。子供を抱き上げ、重い頭と小さな手足を支えてやるそのやさしい手つき、赤ん坊をあやし、自分の体をゆすって赤ん坊をゆするやさしいしぐさを見守った。
 老女は顔を上げてエスダンを見た。そして頬笑んだ。その顔は、無数の皺でくしゃくしゃになった。「この子はわたしの大事な授かりものです」と老女はいった。
 彼はささやいた「おまえの孫か?」

2006/11/30(Thu) 19:07:31
孤児 ルナ

 頭をこくりとうしろに傾ける。老女はやさしくゆすりつづける。赤ん坊の目は閉じられ、頭は老女の干上がったうすっぺらな胸にそっとのせられている。「もうじきこの子は死ぬとおもう」
 しばらくしてエスダンはいった。「死ぬ?」
 頭をこくりとうしろに傾ける。頬笑みを絶やさずに。そしてやさしくやしくゆすってやる。「年は二つです。ご主人さま」
「この夏に生まれたのかとおもった」とエスダンは小声でいった。
 老女はいった。「この子はあたしたちのところにほんのちょっといるためにやってきた」
「どこか悪いのか?」
「おとろえ」
 エスダンはこの言葉に聞きおぼえがある。彼はいった。「アヴォ?」彼が知っている病気の名前、ワーレル人の子供たちがよくかかるヴィールス性感染症、都市の奴隷の囲い地でしばしば流行する病気。
 老女はうなずく。

2006/11/30(Thu) 19:07:54
孤児 ルナ

「しかし、これは治療可能だ」
 老女はなにもいわない。
 アヴォは完全に治療が可能だ。医者がいるところであれば。薬があるところならば。アヴォは田舎でない都市なら治療可能だ。奴隷の住居でなく邸宅ならば。戦時ではなく平和なときならば。愚かもの!
 老女は、これが治療可能であることを知っているのかもしれないし、知らないのかもしれない。たぶん、この言葉の意味がわからないのだろう。老女は赤ん坊をゆすり、小声で歌いながら、愚かものには無関心だった。だが彼の言葉は聞こえていたので、とうとう彼を見ずに眠っている赤ん坊の顔を見つめながら答えた。
「わたしは生まれながら所有されていた」と老女はいった。「わたしの娘も。だがこの子はちがう。この子は授かりもの。だれもこの子を所有することはできない。カミエさまからの授かりもの。だれがその授かりものを、所有できるだろう」
 エスダンは頭を垂れた。

2006/11/30(Thu) 19:08:25
孤児 ルナ

 彼は母親に、「この子は自由だ」といった。そして母親は、「はい」と答えたのだ。
 エスダンはようやく口を開いた。「わたしに抱かせてはくれまいか?」
 祖母は、体をゆするのをやめ、しばらくじっとしていた。「はい」と老女はいった。腰をあげると、眠っている赤ん坊をエスダンの腕に、そして膝にそろそろと移した。
「わたしの悦びをおわたしします」と老女はいった。

2006/11/30(Thu) 19:08:30
孤児 ルナ

 あの子の病気、あの子の死を甘受するのは誤りだ。状況とか不運とか不公正な社会とか、宿命論的な宗教とかに欺かれてあの子の命が奪われるのを見過ごすのは間違っている。奴隷たちの恐るべき忍耐心を育み助長する宗教、女たちになにもするなと教える宗教、あの子をいたずらに死なせてしまう宗教。
 自分は干渉すべきだ、なにかすべきだ、ではいったいなにができるのか?
「この子はどれだけ生きてきたのか?」
「命のあるかぎり」
 彼らにできることはなにもない。行くべきところもない。だれひとり頼るももいない。アヴォの治療手段は存在する、特定の場所に、特定の子供たちのために。この場所ではない。この子供のためにではない。怒りも希望もなんの役にも立たない。悲しみさえも。まだ悲しむのは早い。レカムはここに女たちとともにいる、この子がここにいるかぎり女たちはこの子によろこびを見いだしている。この子の命のあるかぎり。この子はわたしの大事な授かりもの。わたしの悦びをおわたしします。
 ここは、よろこびの質を学ぶには不思議な場所だ。

2006/11/30(Thu) 19:17:05
ならず者 ドネルス (村を出ました)

余り物   おまかせ
ただの人  村人
おおかみ  人狼
エスパー  占い師
イタコ   霊能者
人狼スキー 狂人
ストーカー 狩人
夫婦    共有者

2006/11/30(Thu) 23:36:31
ならず者 ドネルス (村を出ました)

余り物   おまかせ
ただの人  村人
おおかみ  人狼
エスパー  占い師
イタコ   霊能者
人狼スキー 狂人
ストーカー 狩人
夫婦    共有者

2006/12/02(Sat) 00:54:21
ならず者 ドネルス (村を出ました)


余り物   おまかせ
ただの人  村人
おおかみ  人狼
エスパー  占い師
イタコ   霊能者
人狼スキー 狂人
ストーカー 狩人
夫婦    共有者

2006/12/02(Sat) 00:54:42
司祭 ザビエル (村を出ました)

メモ貼りテスト。ぺた。

2006/12/02(Sat) 00:56:15
猫娘 ミーア (村を出ました)

にゃ。
[メモテス。]

2006/12/02(Sat) 00:56:39
猫娘 ミーア (村を出ました)

(メモをはがした)

2006/12/02(Sat) 00:56:53
読書好き リュー

ぺた

2006/12/02(Sat) 00:57:23
隠居人 モートン

てすと

2006/12/02(Sat) 06:46:26
シェフ ケナー (村を出ました)

メモメモ

2006/12/04(Mon) 00:20:53
読書好き リュー

鳩から

2006/12/04(Mon) 00:49:32
シェフ ケナー (村を出ました)

(メモをはがした)

2006/12/04(Mon) 01:17:15
シェフ ケナー (村を出ました)

鳩から>>%1

2006/12/04(Mon) 23:28:37
少女 アニー

ぺたぺた〜

2006/12/06(Wed) 02:39:40
シェフ ケナー

(メモをはがした)

2006/12/07(Thu) 00:20:23
シェフ ケナー

(メモをはがした)

2006/12/07(Thu) 00:20:32
シェフ ケナー

(メモをはがした)

2006/12/07(Thu) 00:21:43
シェフ ケナー

   てすと     

2006/12/07(Thu) 00:22:04
シェフ ケナー

(メモをはがした)

2006/12/07(Thu) 00:22:12
シェフ ケナー

(メモをはがした)

2006/12/07(Thu) 00:23:54
娼婦 ノーマ (村を出ました)

ぺたり。

2006/12/07(Thu) 00:29:26
司祭 ザビエル (村を出ました)

メモってハニー。

2006/12/16(Sat) 22:50:43
女学生 ポーラ (村を出ました)

メモメモ。

2006/12/31(Sun) 19:28:27
家庭教師 ソニア (村を出ました)

クロウに関するメモ
>>0:948 ツンデレ

2007/01/06(Sat) 18:20:10
家事手伝い ヘレン (村を出ました)

[[omikuji]]

2007/01/13(Sat) 21:40:49
家事手伝い ヘレン (村を出ました)

[[omikuji]]
…だめだったか。

2007/01/13(Sat) 21:41:02
家事手伝い ヘレン (村を出ました)

(メモをはがした)

2007/01/13(Sat) 21:41:07
少年 ユーリー (村を出ました)







テスト用にめもめも。

2007/01/13(Sat) 22:08:21
少年 ユーリー (村を出ました)

あいうえおテスト用にめもめも。

2007/01/13(Sat) 22:12:51
少年 ユーリー (村を出ました)







テスト用にめもめも。
やっぱり、鳩で書き直そうとすると、改行が半角空白表示になるぽい…? 機種の問題かな。

2007/01/13(Sat) 22:13:49
少年 ユーリー (村を出ました)







てすと
テスト用にめもめも。
やっぱり、鳩で書き直そうとすると、改行が半角空白表示になるぽい…? 機種の問題かな。

2007/01/13(Sat) 22:14:55
少年 ユーリー (村を出ました)

(メモをはがした)

2007/01/13(Sat) 22:15:09
家事手伝い ヘレン (村を出ました)

メモりんこ

2007/01/31(Wed) 16:19:44

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