![]() | お嬢様 ヘンリエッタ >>1098 ありがとう、リック・・・って、こらあ。 |
(1105)2005/08/23 22:04:04 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ うわーん・・・!>>1121 |
(1122)2005/08/23 22:06:51 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ 私の勤めていた警備会社で数年前に使っていた事務所の話である。 その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い 9階建てのビルの6階あった。 坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。 以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が起きており、 霊感のある部下『N』(『伸びる手』等に出演)に言わせれば 『霊道』なる幽霊の通り道がこの事務所の部屋を横断しており、怪異現象の原因はすべてこれがが関係しているらしい。 吸っていた煙草が突然灰皿から消える。 事務所内に誰もいないのに机や椅子がバンバン叩かれる音がする。 揚げ句のはては6階の窓ガラスが突然うなり声をあげ、外から誰かがこじ開ける様にバタバタ震える…。 |
(1127)2005/08/23 22:07:58 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ また、こういった話を事務所でしていると、部下の言う「霊道」の中に座って仕事をしている同僚が影響を受け、突然頭痛を起こし倒れるというようなハプニングが起きたりした。 様々な怪異の中で一番頻繁にあったのが仕事中に突然、耳もとで女性のささやき声がする、と言ったものであった。 それは、注意していないと何と言っているのか分からないような声なのだが、テレビもラジオもついていない窓を締め切った室内で聞こえるのだ。 外から聞こえる街頭のアナウンスの声などとははっきり違うのは、耳元でささやくその息づかいまでもが肩越しに聞こえる事であった。 さすがに、これには大半の社員がまいった。 |
(1131)2005/08/23 22:08:21 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ - リーン・リーン・リーン・リーン - 現場からの定時連絡の電話に起こされた。時計を見ると、針は2時を差している。 寝ぼけたままトイレへ駆け込み用事を済ませ、再び席に座り直したその時…。 − バン・バン・ババン・バン・バン・ババン・バン・バン・ババン! - 突然、窓ガラスを素手で叩く様な音が起こった。 「あーっ。まただよ…。」 私は慌てて頭から備付けの毛布をかぶり、机の上で両耳を塞ぎ早く眠てしまおうとした…。 窓を叩く音が始まって、4〜5分程たった頃だろうか…、 - バンッ!ババンッ!バン!! - 今度は私周りの机が激しく、まるでドラムを叩く様に早く激しく鳴り始めた。 「こりゃ、やばい…!。」 私は危険を感じ、毛布を払い周りを見回した。しかし、もちろん事務所の中には私以外の誰もおらず、今の今まで鳴っていた音もピタリと止んでいた。 恐怖が頭の中も全身をも支配していた。 私には、机を離れ室内を調べる勇気もなく再び机に突っ伏し、頭から毛布をかぶった。 |
(1135)2005/08/23 22:09:32 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ - パシィーーーーーーーン!! - 突如背後で何かがはじける音がした。 振り向くと、額縁のガラスが割れていた。 しかも、額は壁に掛かったままガラスだけがまるで何かに叩き割られたようにこなごなに飛び散っている。 「Oさん! ガラスが…ガラスが…。」 私は、錯乱していた。 「落ち着け!事務所に塩はないか? 塩…。それを水に溶かして部屋の中に撒け! 入口の所には塩を盛れ! いいか、ただの食塩じゃねぇぞ。あら塩だ、あら塩!」 「えっ…、そんな塩、事務所にないですよ…。」 「だったら急いで買ってこい!!」 「買いに行けったって、それじゃあこっちの事務所、誰もいなくなっちゃいますよ!?」 「何もお前が出ていく必要はねえじゃねぇかよ。」 「えっ?」 |
(1139)2005/08/23 22:10:15 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ 「さっきから、電話口で笑っている女に買いに行かせりゃいいだろ!第一、こんな夜中に事務所へ女を引き摺り込んで、何やってたんだ?お前はっ!。」 「…………………………!!」 私は絶句した…。 彼には女性が私とO氏の会話に笑いながら相づちをうっているのが聞こえていた。 私はパニックになりながらも、電話の大宮支社への転送切り替えを行い、塩を買いに近くのコンビニまで飛び出していった。 そして、戻るなり尋常とは思えない程の食塩水を作り、床が水浸しになる程撒いたのだった。 驚く事にその直後からピタリと怪異現象は治まり、何事も無く朝を迎えた。 しかし私は、とうとう朝まで寝ることも出来ず、夏の暑い日だというのにガタガタ震えながら、翌朝代りの者に引き継いだのだった。 |
(1140)2005/08/23 22:10:47 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ >>1144 ええ、クインジー(涙 |
(1146)2005/08/23 22:12:40 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ 私の友達Aさんが小学校6年生の時に体験した話である。 休み時間、彼女は友達と一緒にトイレで、おしゃべりをしていた。 と、突然トイレの入口が開けられ、一人の少女が飛びこんで来た。 知っている子だった。 彼女は、とっさに掃除用具入れの扉を開け、 「早く、こっち、こっち。」 と、少女に用具入れの中に入るよう促した。 彼女と友達は、少女が追いかけっこの末、トイレに逃げ込んで来たと思い、かくまおうと思ったのだ。 案の定、少女は、迷うこと無く掃除用具入れのなかに飛びこんでいった。 彼女たちは、少女の為に平静を装い、追っ手を待った。 しかし、当然やってくるはずの追っ手は、いつまで経ってもやって来ない。 |
(1150)2005/08/23 22:13:21 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン! しかし、Aさんと友達はひるむ事なく、いっそう足を踏ん張り扉を死守した。 扉は、しばらくの間激しく叩かれていたが、そのうち、 ドン!・・ドン!・・・ドン!・・・・ドン!・・・・・・・・ と、しだいに扉を叩く力が弱くなり、ついには何の音もしなくなった。 しかし、Aさんはやめることなくふんばり続けていた。 「ねぇ、Aちゃん。もう、やめてあげようよ。きっと中で泣いてるよ!」 さっきまで彼女を手伝っていた友達が彼女にいった。 「そうよ!そうよ!可愛そうだから、やめなさいよ!」 と、トイレの中にいた、他の女の子たちもそういいはじめ、あっと言う前に、トイレの中の数人の少女が彼女を取り囲んだ。 こうなると、多勢に無勢である。 彼女は仕方が無く、しぶしぶ扉の前から離れた。 しかし、いつまで経っても少女が出てくる気配はない。 周りの女の子が不安な顔をし、Aさんに扉を開けるよう目配せをした。 「んー。ごめんね。いじけてないで出ておいでよ。」 仕方がなくAさんは少女に声をかけながら、用具入れの扉を開けた。 |
(1153)2005/08/23 22:13:49 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ パリでカタコンベ(地下墓地)に行った。 カタコンベは地の底十数メートル、約600メートルにわたって数万、いや、十数万体の白骨が納められているところだ。 古いものはフランス革命以前のものからある。 白骨といっても古いものは茶褐色に変色し、それが整然と並んだ大腿骨の中にバランスよく頭蓋骨が配置されてたりしてそれなりにフランスしている。 でも骨は骨だ。柵もなく、狭いところでは幅1メートルもない道がくねくねと一方通行に続いている。 我々の他は2、3人の客がいるだけで本当に不気味であった。 とりわけ霊的なものに好かれる私はびくびくしていたのだが、あまりの骨の多さに圧倒されていて、もう怖いを通りこしてしまっていた。 (怖さも慣れてしまうとどうってことはなくなるのだ) いきなり、頭のすぐ上を何かがかすめ飛んで、あわてた私はよけようとしてよろけた。 |
(1159)2005/08/23 22:15:36 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ >>1164 うちのおかんて私のことじゃございませんよね? |
(1167)2005/08/23 22:18:16 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ >>1169 (ノ_;) |
(1174)2005/08/23 22:20:10 |
![]() | 美術商 ヒューバート >>1171 それはコーネの術中であって・・・うわ!何をする! ぐふぅ。 |
(1176)2005/08/23 22:20:44 |
![]() | 吟遊詩人 コーネリアス >>1173 コノハズクとアオダイショウです確か。 |
(1177)2005/08/23 22:21:06 |
![]() | お嬢様 ヘンリエッタ >>1183 どきどき・・・。 |
(1186)2005/08/23 22:23:52 |