![]() | 見習いメイド ネリー ■エピローグ:銀の弓の少女 母さまは私に言った。 「盾であることを口にしたときがお前の最期だ」と。 私は大切な人を護る為に名乗り、その言葉通りに命を失った。 それまでは…ネリーにもわかる。でも、でもこうして考えているのは何?死とは無に還ることではなかったの…? 『お前には選択する権利がある…』 どこからか声が聞こえる。頭に響く、聞き覚えのある声。貴方はだあれ。 『何も知らぬのか、我が主よ。共に先の数日間を過ごしたというのに冷たいものよ。』 ああ…わかった。そう、貴方は…。選択とは何でしょう。ネリーにはもう何も…何も残ってはおりません。 『決まっている。星を継ぐものを定めるのだよ。…もしくは。』 不自然に言葉を止める声。もしくは…? |
(999)2005/07/14 01:14:41 |
![]() | 見習いメイド ネリー 最後の音が闇に溶けたと思った次の瞬間、見覚えのある扉の前に立っていた。忘れるはずも無い、ハーヴェイ様の書斎…。 『我もそこまで人の気持ちがわからぬ訳ではない。伊達に永く存在していないからな。…好きにするがよい…但しお前の姿は見えぬ。終われば呼べ。』 少し擦り切れた懐かしい扉。なかなか傷はつかない筈ですのに…貴方は本を読み始めたら何度扉を叩いても気づかれないのだもの。 扉の中から、声が、聞こえた。愛しい人、そんなに自分をお責めにならないで。…村は救われましたのにどうして恨み言を申し上げることができましょうか。 ネリーは、村が…貴方が助かるのであればこの身など惜しくはなかったのですから。 |
(1001)2005/07/14 01:16:09 |
![]() | 牧童 トビー /* カーテンコール */ ――牧童トビーは、トトトっと小走りで現れ舞台中央でクルッと回りお辞儀をした。カイゼルは遅れて飼い主の足元へ走りこみお座り。―― 牧童トビーを演じさせていただきましたcount0です! RPを大事にして人と絡んでいくのが大好きなので、本公演もまたとても楽しく演じさせていただきました。 座長様、他の役者様、感謝の極みであります! さてはて、僕はアドリブやかけあいはそこそここなせるものの、重厚な世界設定やストーリーテイリングは苦手であり、今回ベテランの皆様の演技を伺うにつけ終始感動しっぱなしでありました。 次の機会がありましたらば、僕からも皆様を楽しませられるような「何か」を持ち込めたらとはりきっております! 最後まで観てくださった観客の皆様。本当にありがとうございました! ――牧童トビーは、深々とお辞儀をし退場。―― /* カーテンコール */ |
(1005)2005/07/14 01:24:00 |
![]() | 村長の娘 シャーロット >>1007 参加して頂いた方はみな、劇団の役者さんと思っておりますわ。 ネリーさん、mixiの方にコミュがありますの。 良かったら遊びに来て下さらない? ネリーさんほど上手く焼けませんけれど、お菓子とお茶を用意してお待ちしておりますわ。 |
(1010)2005/07/14 01:30:18 |
![]() | 見習いメイド ネリー >>1007 褒めすぎですわ(笑)キャラによって感情移入できたりできなかったりするのですけど、このネリーは1番感情移入してたって言ってもいいかな…。 ハーヴェイ様のおかげですわw ハーヴェイ様のエピローグと見比べつつ書きましたのよ?ふふふ。 |
(1011)2005/07/14 01:36:49 |
![]() | 見習いメイド ネリー >>1014 ちょっとひとっ走り覗いてきます♪ |
(1017)2005/07/14 01:45:48 |
![]() | 牧童 トビー >>1039 しっぽをぐい、としたい。反応が楽しみ。 |
(1048)2005/07/14 02:44:04 |