![]() | 踊り子 キャロル だ、大丈夫…… [ステラやセシリアに向けて、気丈に振舞ってみた。にこっと笑ってみた。手も振ってみた。なんならこのまま舞ってしまおうかと思った。 そうだ、何かを忘れる時には、自分には舞という手段があったじゃないか……そうは思ったが、あのようなものを前に舞ってみても技術のない自分では誰の目も引けない……久々に自分の舞の技術の低さを痛感した。 やっぱり巡業に出よう。そう思いながらも、今はこの場をどうにかしなきゃ……そう思って、ある人物を見つめた] ヒューさん…… [困った時はいつも助けてくれた。彼ならどうにか………どうにかできる問題なのだろうか?ふと頭をよぎったが泣きそうな瞳でヒューバートを見つめた] |
(759)2006/06/04 01:37:37 |