人狼審問

ここはジンロウ島。
ジンロウが生息すると言われ、昔から無人島だったこの島に、漂流してしまった15人の人間…

島一番のヤシの木には、処刑用の縄がかかっていて、議論する為のコテージには、15人分の椅子と大きな楕円形のテーブルがあった。
唯一の通信は、地区の自警団長アーヴァインとだけであったが…

72時間村になっていますが、24時間か48時間で進行。
みんなの総意で進行するというのが基本です。

ん…？
ここは…？
僕は助かったのか…

ここは…噂で聞いていたジンロウ島？
最近では妖魔さえ棲みついていると聞いたけど…
他の生存者がいないか、探してみよう…

いたる所に死体が流れついてるな…
埋葬もラクじゃないけど、僕は生きてるんだ。
きちんと埋葬してあげよう…

とにかく生存者を探したい…

げほげほげほ…。
なんだ、ここは？
あ？？
うう？？ん
どういうことだ…。

な、なんだ？
この島の状況は…。

人狼って…処刑だって…どういうことなんだ？
確かに近隣がそういう事態に陥ったと聞いたが。
なぜ？
こんな無人島に…。

なんだ？
この封筒は。

そういえば、人狼の対策に毎晩一人処刑するっていう手段を取ったらしいが。
なんでも、「占い師」というのが人狼を見分けられるのだろう？
その人が見分けるまで処刑を待てば良いのに…。
なんで、いきなり処刑するかな…。

さて、封筒の中身は----ごそごそ

ん？
「人生最高のゲームステージへようこそ。」
な、なんだよ、この文章は。

人生最高のゲームステージへようこそ。
この島に招待した12人に毒物を注入した。
解毒剤は"私達"だけが持っている。
私達の3人分の血から作られる解毒剤を摂取すれば、解毒できる。

…わ、私の体に毒が盛られているのか？
ど、どういうことだ？
毒盛ったから血清作れってことか？

この毒は２つのうちどちらかの対処を施さねば１日として生き延びられない。
１つは３人から作られる血清を打つこと。
もう１つは、この毒に侵されている人物から作られる血清を打つこと。
解毒作用はないが、延命効果がある。
ただし、永続的ではないがね。

ヂグソー？

毒だなんて。
まさかね…まさか…。
人狼事件とはこのゲームの事か？
12人の毒を盛られた人物と
3人の解毒効果のある血を持つ人物か。

つまり、解毒剤を作るために処刑なのか…。
例え、解毒効果のある血を持つ人物じゃなくても、
毒を盛られた人間から作った血清なら延命効果になるわけだから…毎晩処刑しないといけないのか。

そして、発言が無い人物は…毒が回ったと思って延命処置を行なわないから、夜明けに死んでしまう。
そういうことか。

…なんかの映画の影響受けてアレンジしすぎだ(ボソ)。

言っている事がよくわからない。
と、とりあえず、人を探そう。

ヴィンセント！
生きていたんですね！
よかった…