学生 ラッセル ─西南部・崖─ [バラバラバラバラバラバラ。 次々に増える野次馬を、長く鋭い漆黒の猫科の爪で無造作に切り裂く。基本的には、喉笛、頸動脈を切り裂いて即死に至らせる事が多いのだが。 右手、右足、左手、左足。 右目、左目、右耳、左耳。 あまりに退屈なので、わざと血が噴き出す箇所を切り落として、血の噴水を避けるゲームをしてみたりする。と言っても、ラッセルの着ている黒の上下は避け損ねた血液を染み込ませずに、そのまま地面へと滴らせるモノなのだが。 街の方へ向かいながらふと背後を振り返る。] あーあ、オッサンの死体ばっかりでやんの。 オヤジなのに弱いとか情けなくね? 野次馬だからしゃーねーのか。 俺の家の船があんなだからアホが寄って来てもしゃーねーのか。 [躾の悪い猫の様に、血の雫を爪先からボタボタボタと垂らしながら、気紛れに爪先に刺さった肉片を舌の上に載せて。] まあ、味は悪く無いが。 これをオカズに出す気にはなれない程度。 街に行けば、キュンキュンする誰かが居るかねえ。 | |
(1)2006/09/04 23:34:34 |
ちんぴら ノーマン [対峙する男から視線を逸らさない。] ソウカイソウカイ。俺ノものノ実物モソンナジダ。 生憎、男ノ前デものヲ露出スル趣味ハナイガナ。 [再び狙いを定め、拳を大きく振りかぶる。] | |
(2006/09/04 23:45:09、ちんぴら ノーマンにより削除) |
学生 ラッセル [気楽な調子でポケットから取り出したのは、漆黒の家紋入りのヨーヨー。 シャァァァア、シャァァァアーと言う猫が威嚇する様な音を立ててヨーヨーを手元で回転させてながら、今にも自分の頭上に振り下ろされようとする牛刀を見上げる。 タイミングを見計らい片手で牛刀の側面を持ち、地面を蹴って刃の上にヒラリと飛び乗る。] オッサン、俺の馬になってくれるよね? [相手の首にヨーヨーを引っ掛ける様に狙って投げた。 軽く唇の端を捲り上げて、ヨーヨーの紐が相手の首をグルグルと二重巻きにするのをさも当然の様に眺める。紐から外れて戻って来たヨーヨー本体を右手で受け止め、左手は両方の紐を束ねて持つ。 紐を首が落ちない程度に引き込む反動で跳躍して、相手の顔面に踵落とし。そのまま相手を押し倒して馬乗りになる。] 首をもがれたく無かったら、そこデカイ刀は手放してね。あぁ、イイコ、イイコ。 [押し倒された男の首に手綱の如くヨーヨーの紐を食い込ませて、男の身体をソリの様にして、斜面を市街に向けて一気に滑り降りて行く。] | |
(27)2006/09/05 01:06:05 |
学生 ラッセル [ウギャァァァァァッァァァア! と言うのは、背面をフルスピードで地面に抉られる男の悲鳴。男の腹部は首を切り落とされかねないギリギリの恐怖で脂汗が滲んでいる。] 此処で恐怖を感じるようならまだまだだ。 と、家の執事なら間違いなく言うね。 でもヤッパ、デカイ分速いわ。 けどアレだね、前後の重心のバランスが悪い。 [無造作に言って、漆黒の鈎爪で男の足首から下を切り落とす。 相手が抵抗する様に両腕でラッセルの腰を掴めば、卑猥な仕草で腰をグランドさせ。] ぁあん。せっかくおさまり掛けてたのに、当たるとまた勃っちゃうじゃねーの。 [息を吐き、目尻を赤く染めつつ、斜面を下り際にブチ当たる不幸な遭遇者達を血の雨に変えて行く。] | |
(29)2006/09/05 01:18:09 |
学生 メイ [ぴたぴたと波が揺れ その上でブラウンのローファーと 血糊の浸みた白いハイソックスに包まれた 細い脚が揺れる] 嗚呼、確かに格別だ。一体何が作用して居るのだろうな。気分かな。とても気分が良い。彼女とコレとどちらかを選べと言われたら私は迷ってしまう。どちらも系統が違うから比ぶべくでは無いのだ。 [虹色の巨塔が開拓されていく。 潮風が少女の髪を撫でる。 少女の髪は海の青とも空の青とも違う青。 後ろの空に、吹き飛ばされた女が 赤い血と悲鳴の尾を長く引いて飛んでいく。 続けて、男の物と思われる手足と 引きちぎれたビキニ姿の胴体が*飛び去って行く。*] | |
(39)2006/09/05 10:18:31 |
学生 ラッセル ─西区・市街地─ キュンキュンするお姉さん、とり合えずこの街で探してみる? [シャァァァア、シャァァァアー 漆黒のヨーヨーを軽く猫の様に鳴かせた後、戯れにウォークザドッグならぬウォークザキャトのスタイルでヨーヨーを地面に歩かせる。散歩する猫も居るのだ。ヨーヨーが歩いた後の地面がガッツリと抉れる。 地面の次は通りすがりの人民服に牛面姿の男の肩の上を歩かせ。ヨーヨー側面の複雑な形状の刃が、捻れて回転し、男の肩から下腹部に掛けてをビリビリに切り裂く。 ギャアと悲鳴が上がった所で、男の隣に居たパンダの着ぐるみの頭部にヨーヨーを移動させる。] 着ぐるみの中身ってどうなってンの? あ、やっぱりオッサンなのか。夏のイベントだから、学生さんが多いって聞いたのに、可笑しいなァ。 | |
(41)2006/09/05 11:00:01 |
学生 ラッセル って事で。 | |
2006/09/05 11:25:00 |
学生 ラッセル ん、もっとガッツリ大量に殺しをヤッちまうかな。 当たり前だけど、街の方が人が多いし邪魔だしね。 [手のひらを後ろにむけてヨーヨーを持ち、人の多い前方に投げる。ザクザクザクッガシュゥゥゥゥッと、戻ってきたヨーヨーはキャッチせず、手首のスナップをきかせふたたび前方に出す。ズバズビズヴァヴァヴァヴァ] [ループ] [ループを繰り返す] [ループ] [ザ ループ] [ジャクジャクジャクッッツウウウ。] [ヨーヨーの大きな回転に巻き込まれたラッセルの周囲は、肉片が舞い散る地獄絵図になる。 次はツイスト。 歩きながら、手のひらを下に向けてヨーヨーを持ち直し、ひじをやや伸ばして前方にヨーヨーを投げ。ヨーヨーをスリープさせたまま、投げたいきおいで1回転。一斉にラッセルに襲いかかって来る武器を持った手首と言う手首を風圧だけでちぎり飛ばして、捻れながら顔面、胸部、腹部の上を捻り切り裂きながら。] [ツイスティング アラウンド・ザ・ワールド。] | |
(44)2006/09/05 11:33:23 |
流れ者 ギルバート ─西部・市街地─ [どこかでまた建物の倒壊音が轟き渡り、軽い地響きが伝わってくる。] ・・・なーんかこう・・・毎度のこととは言え今回は特に熱入ってんなあ・・・。 やっぱ潮風のせいで脆くなってんのかね・・・。 [轟音に、刀剣専門の武器屋の主との交渉を中断し、盛大に土埃の舞った一角を二人して眺める。 ふと気がそれたのを好機と見たか、横合いから鎖分銅を投げてきた鎖鎌の男を、店主が抜き打ちの拳銃で眉間を撃ち抜く。 それと同時にギルバートは、通りすがりに針を打ち込もうとした老婆の手を掴み取り、向かいの屋台に投げ込む。 老婆は屋台のオバさんに叩き落されたところを、走り過ぎて行く一団に踏み潰され路上にひしゃげた。] ゴメンねえ。成仏してよ。 [けらりと全然すまなくなさげに肩をすくめ、店主に振り向く。] ・・・拳銃。 [指差し問えば、「・・・飛び道具には飛び道具。」との返答。 拳銃を懐に仕舞う主と、業物の刀を前に値切り交渉を再開する。] | |
(60)2006/09/05 12:43:32 |
学生 メイ [羽織袴、如何にも剣客風といった出で立ちの男が 背後から斬り掛かる。軽く横に飛んで斬檄をかわし 追いすがる太刀をふたつの銃底でいなす] …お? [一拍置いてからの突撃を 半弧を描くようにかわして額と胸を撃ち抜く。 どう、と倒れた男は動く様子無し。 老婆がすっ飛んで来た。 屋台のおばさんが怒号と共に迎撃] 何だ、期待をさせるなよ。大体君、期待させておいて裏切るというのは非常な罪だぞ。おや、この辺りには武器も売られて居るんだな? 良い刀を手に入れたら使いたくなる気持ちは分かるが腕がなまくらではどうにもならないのだよ。 [振り返り、武具屋と見える店の前に居る男の足元に ワイヤーを放つ。] | |
(61)2006/09/05 12:57:35 |
学生 ラッセル [ナイフを持ったチャイナ服の美女の集団が目に留まり、30人程の美女達が全員同じ顔をしている異様な事実に驚き。指先を器用にくねらせエレベーターの様に、手元のヨーヨーをゆっくり上下させながら。] ああ言うのはやっぱりクロオンで、有象無象なんだろうなァ。 オリジナルが混じってたら面白いかも? [チャイナ美女へ向かって、跳躍。 飛んで来るナイフを避けながら、こめかみの辺りから振るったヨーヨーを空中でL字型移動するように動かし、ドックバイトならぬキャットバイト。美女達の心臓にヨーヨーが噛み付く様に、一体ずつ当てて行く。ラッセル自身は、心臓を破壊した美女のグラマラスなバスト──柘榴の様に爆ぜた──の上を、ぐちゃりぐちゃりと踏み潰しながら歩いて行く。] あぁお姉さんがオリジナルと見た。 って死んじゃったら分からないか。 | |
(91)2006/09/05 14:33:23 |
学生 ラッセル [ヨーヨー手元に戻してつまらなさそうに呟いた瞬間。 倒れたはずの最後の一体がムクリと起き上がり、口唇から紫色の針を吹き飛ばして来る。当然毒針。針を受け止めたラッセルの指が見る間に変色しはじめる。] あ、心臓が半分残ってるや。 お姉さんだけ、ちょっぴり骨があるね。 [針を背後からラッセルに襲いかかろうとした、日本刀に軍服の姿の男の右目をクッション代わりに無造作に突き刺して。手の平まで変色した左手首をパキリと鳴らす。 それを合図にした様に、ビキビキビキェイイイイとラッセルの左腕の血管が痙攣。黒くしなやかな毛皮に覆われ漆黒の長い爪が光るケダモノの腕。カクカクとした動きで正面から走り込んで来る美女に向けて腕を振るう。残り半分の心臓に爪を引っかけて、肋骨を破壊しながら顔面までをS字型掻き回す。トドメに頭蓋を突き破ってお仕事は完了。] [獣化を解いた左腕は奇麗に毒が抜けており。] [そう、遠く無い場所で建物が崩壊する*轟音*。] | |
(92)2006/09/05 14:33:43 |
吟遊詩人 コーネリアス [ざわざわと興味の無い血に汚された髪がざわめいて、意志をひらめかせなくてもノーマンを捕らえたいと蠢き出す。 爪も牙も、はっきりと目に見えるほど伸びていた。 ただ目だけが熱く潤んでいる] ねぇあなた、素敵なそこのあなた。 強いかどうかなんて、試せばわかるわ。 可愛いお嬢さんも魅力的よね。 あなたが来さえしなければ、私、このキュートな顔を苦痛に歪めさせて甘いおやつにしたかったところ。 でも、ねぇあなた。 良かったら私のことだって試してみない? [我慢できないと言うように、その場を動かないコーネリアスの髪が蛇のようなしなやかさのままで、ゆるゆるとノーマンに伸びていく] | |
(124)2006/09/05 15:45:57 |
吟遊詩人 コーネリアス [既にメイの手から撃たれていた銃弾に目を剥き] そうよ、キュートちゃん。デカいのが来たの。 あなたの口には大き過ぎる。 でも私の口にはぴったりよ。 [薄桃の舌を牙を避けて唇に這わせるが、目は笑っていない] あなた素敵なんだから、小振りでも美味しい、甘ぁいデザートにしたいのよ。 私が好むサービス形式はフランス風。 一気に全部出てくるんじゃなくてぇ… メインディッシュの後のお楽しみにとっておくの。 ね?銃だなんてとっても不粋。 自分の肉体で砕いて、絞めて、貫いて、裂いて、囓る感触を楽しまなきゃ。 ねぇだからキュートちゃん、あなたもぜひ捕まってみて。 [体格差から、それで十分かとノーマンに向かった髪の毛のうちの三分の一ほどを、うねうねと蠢かせてメイに伸ばす] | |
(128)2006/09/05 15:53:23 |
吟遊詩人 コーネリアス [しかし欲を出してメイにも髪を伸ばしているうちに、ノーマンは自分の髪をがっちりと掴み、振り回そうとしていたのだ] や、やだ…そんな強くされたら私、耐えられない…わっ [あまりの力に、爪を地面にくい込ませてまで踏ん張ってみるが、そのまま下らない玩具のように振り回されてしまいそうだ。 ただでさえ、血に塗れていて、コーネリアスにとっては100%ではない姿。これ以上の情けない姿を晒すのはご免だとばかりに、必死で踏みとどまろうとする] ああ…だめぇ…もう、私ぃ… [どうしても敵わず、今にも地面から足が離れようとする瞬間、やっと気付く] あ。 [力比べで負けるなら、掴むその手を刺し貫いてしまおうと、ノーマンの手の中の髪の毛を鋭く針のように硬化させながら伸ばす] | |
(129)2006/09/05 16:00:49 |
吟遊詩人 コーネリアス [振り回されることから逃れようとするのに集中していると、今度はメイから注意が逸れ、強度を伴わせず伸ばすだけになってしまっていた毛束が銃で撃ち千切られる] なんてこと! [己の体の中で最も愛する髪の毛を千切られたことで顔が歪むのも構わず思わずギロリと睨んでしまうが、相手は意にも介さず体に向けて銃弾を送ってきた] もお!どうせ!なら! その小さな!手で!触れてちょうだいっ 弾だなんて! [避けるのは難しそうとの判断で、千切られた毛を即座に伸ばして盾のように自分の身の前面に流してから硬化。 硬化毛盾が弾の威力で恐ろしいまでにぼこぼこと、内側に向かって凹むたびに思わず語尾が跳ね上がるが、どうにか弾が身に届くことはなかった。 去り行く小さな背を見送りながら] んもう…甘い顔して冷たいのね。 それもアイスみたいでとってもイイけど…食べそびれちゃったわ。 | |
(134)2006/09/05 16:15:22 |
吟遊詩人 コーネリアス やだ、こんなに回されちゃって遊園地の回転椅子もびっくりね… 私ったらどうなるのかしら? [あるいは、できることはあったはずだ。 丁寧にも「ここだけは無理だ」と教えてくれた拳以外を狙って、メイに向かわせ千切られ再び伸ばした髪で貫くべく向かわせるとか] でも…でも… ああ…私はいつも人を苦しめてばかりなの。 外じゃどんなに強いって言ってもたかが知れてて…結局は一方的に私の力でねじ伏せて、怖がったり痛がったりする顔をゆっくり眺めながら、食べていくばかりなの。 こんな風に圧倒的な力で蹂躙されるなんて…初めてよ。 どうなるのかしら…どうなっちゃうのかしら、私… [新たに生まれた妙な感覚で抵抗を止めたコーネリアスの体はしかし、それ以上どうなるでもなく、ノーマンから離れていった。 つまりは虚しく吹っ飛んでいったのだ。 どれほどの高記録が生まれるか、そしてどこに墜落するかだなんて、それは*神のみぞ知る*] | |
(145)2006/09/05 16:45:50 |
流れ者 ギルバート ──お前こそはと思ったのだが。 未だに俺は見つけられずにいる。 永遠を共に過ごすに足る、旅のみちづれを。 | |
2006/09/05 17:18:33 |
流れ者 ギルバート その時まで、俺は何度この島に来るのだろうか。 その時、俺はお前の笑みを覚えていられるだろうか。 もう顔も思い出せない、この島のあの人々と同じように、埋もれ風化していくのだろうか。 | |
2006/09/05 17:47:33 |